米中の貿易摩擦などの影響で世界経済の減速が懸念されているなか、IMF=国際通貨基金は、韓国のことしの経済成長率の見通しを2.6%と予測しました。
IMFは現地時間の9日に発表した世界経済見通しで、韓国のことしの経済成長率の見通しを去年10月と同じ2.6%に据え置きました。
IMFは毎年4月と10月に世界経済見通しを、1月と7月にはその改訂版を発表しています。
去年7月には、韓国のことしの経済成長率の見通しを2.9%と予測しましたが、10月には2.6%に下方修正していました。
今回の見通しは、先月、IMFとの年次協議で韓国政府が拡張的財政政策を行うと明言したことが反映されたとみられます。
IMFは先月の年次協議で、GDP=国内総生産の0.5%に相当する補正予算の編成が必要だと勧告していて、政府はこれを受け入れ、今月25日に補正予算案を国会に提出する方針です。
一方、米中の貿易摩擦による緊張の高まりや金融引き締め、政治的不確実性などによるさらなる景気減速への懸念から、ことしの世界経済の成長率の見通しは、去年10月より0.4ポイント引き下げて3.3%に下方修正しました。