高麗（コリョ）大学は、2021年度から、卒業後にSKハイニックスに必ず採用される「半導体工学科」を開設することになりました。
半導体業界によりますと、半導体大手、SKハイニックスは、高麗大学といわゆる契約学科を作ることに合意し、2021年度から「半導体工学科」を新設して運営するということです。最初の新入生は来年選抜する予定です。
契約学科とは、大学などが企業と契約を結び設置・運営する学科で、大学は、企業が求める「人材像」に合わせて教育過程を運営し、企業は財政支援を行うほか、卒業生を100％採用するものです。
これに先立って、延世大学も、サムスン電子と契約し、定員50人の「システム半導体工学科」を契約学科として新設する方針を発表しています。