日本の大手ビジネスホテルチェーンの東横インが韓国南東部の大邱市にオープンすることになりました。
大邱市が2日、発表したところによりますと、東横インが3日、大邱市の中心街の東城路（トンソンロ）にオープンするということです。
東横イン大邱東城路店はおととし6月に起工式を行ったあと、同じ年の10月に大邱市と投資誘致協約を結び、23か月間の工事の末、完成しました。
東城路にあるヤングスクエアビルの7階から10階までに215の客室を保有しています。
ホテルは3日のオープン式のあと、本格的に営業を始めます。
大邱市は、「100人以上の雇用を創出し地域経済の活性化に貢献するだろう」と期待を示しています。
東横インは、1986年に東京に設立され、現在、世界に296のホテル、6万2000室あまりを展開していて、韓国では10店が営業中で、5店が建設中です。
来年下半期には地下3階、地上20階建て、447室の東大邱店もオープンする予定です。
東横イン・コリアのホン・ジミョン社長は、「リーズナブルな料金のホテルを大邱市民に提供するほか、すべての従業員を大邱出身にすることで、雇用創出や地域経済の発展に貢献する」と話しています。