韓国の最低賃金は、OECD=経済協力開発機構加盟国の平均と同じ水準にあるという分析結果が示されました。
労働問題について研究する韓国労働社会研究所のキム・ユソン理事長は、最低賃金の国際比較に関する報告書をまとめ、韓国のことしの最低賃金は8350ウォン、ユーロにして6.4ユーロで、OECD加盟国平均の6.4ユーロと同じだと指摘しました。25の加盟国中、12番目ということです。
韓国の経済団体、全国経済人連合会の傘下にある韓国経済研究院はこのほど、韓国の最低賃金について、「OECD加盟国中最も高い」とする研究結果を発表しており、韓国労働社会研究所の今回の分析結果とは開きがあります。
韓国労働社会研究所によりますと、これは韓国経済研究院が国民総所得に対する最低賃金の比率を国際比較したためと見ています。
国民総所得には賃金労働者に加え、自営業者の所得が含まれるため、韓国のように自営業者の所得が低い国では、国民総所得と比較した最低賃金はどうしても高くなると、韓国労働社会研究所は見ています。