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社会

ソウル市内の男性76%、女性46%が就労 過半数が給与300万ウォン未満

Write: 2019-05-08 11:12:23

ソウル市内の男性76%、女性46%が就労 過半数が給与300万ウォン未満

ソウル市は7日、ソウル市民の暮らしの質に関する変化と社会像を把握するために2003年から実施している「ソウルサーベイ」の2018年度の調査結果を発表しました。
それによりますと、仕事をもつソウル市民の割合は60.5%で、10年前より6.8ポイント増加しました。男女別では男性の76.2%、女性の45.7%の人が職に就いており、男女間で大きな開きがあることが明らかになりました。
平均労働時間は9時間で、労働時間に対する満足度は、従業員を雇った事業者が最も高いことが明らかになりました。
また、ホワイトカラーが54.8%で最も高く、ブルーカラーが34%、管理・専門職が11%でした。雇用形態は、常用労働者が72.9%、臨時・ 日雇い労働者が11%、雇用者のいない自営業者が9.8%でした。
一方、労働者の給与(事業)所得は、54.6%が300万ウォン未満であることが分かりました。そのうち200万~250万ウォンが20.1%と最も多く、150万ウォン未満と500万ウォン以上がそれぞれ8.6%と8.4%となりました。
また、現在の仕事や業種に携わった平均期間は9年3カ月。1日の平均労働時間は8時間26分で、10時間以上は18.7%でした。
50.4%は居住する自治区内に通勤し、平均通勤時間は34分。交通手段は乗用車が26.7%と最も多く、徒歩は14.8%でした。
また、職業満足度は平均で6.02点、雇用者がいる事業者が6.64点と最も高く、常用労働者は平均を上回る6.13点 、雇用者のいない自営業者が5.92点、無給の家族従業者が5.25点、臨時・日雇労働者が5.15点となりました。
就労者の社会生活の幸福度指数も、雇用者がいる事業者が7.13点と最も高く、常用労働者が7.10点、雇用者のいない自営業者が6.85点。退勤後の時間は、79.6%がテレビやPCなどで映像を視聴しながら過ごしていることが分かりました。
今回の調査は、去年9月の1か月間、ソウル市内の2万世帯の数え年で15歳以上の4万2,991人と、ソウルに住む外国人2、500人を対象に、訪問面接方式で行われました。
なお、調査結果は、ソウル市のサイト(http://data.seoul.go.kr)で確認できます。

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