稼ぎ頭の半導体の輸出が低迷していることなどで、ことし1月から3月期の経常収支は、この6年9か月間でもっとも少ない黒字幅となりました。
韓国銀行が8日発表した「3月の国際収支統計(暫定)」によりますと、ことし1月から3月期の経常収支は112億5000万ドルの黒字でした。
これは、2012年4月から6月期の109億4000万ドルの黒字以来、もっとも少ない黒字幅となりました。
なかでも貿易収支の黒字が196億1000万ドルとなり、2014年の1月から3月期の170億6000万ドル以来もっとも小さくなりました。
これは、半導体の不振などの影響で輸出が減少したことが背景にあります。
ことし1月から3月期の輸入が去年の同じ期間に比べて7.6%減少し、1178億9000万ドルとなったため、黒字は維持しましたが、輸出と輸入がともに減少する「不況型黒字」の様相を見せました。
韓国銀行は、世界貿易の鈍化、半導体や石油製品の輸出の減少、中国に対する輸出の不振などを主な要因として挙げています。