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国際

米国防長官代行 北の飛翔体を「ミサイル」と表現

Write: 2019-05-09 14:36:55

米国防長官代行 北の飛翔体を「ミサイル」と表現

Photo : YONHAP News

アメリカのシャナハン国防長官代行は、4日の北韓による飛翔体発射実験について「ロケットとミサイルだ」と表現しました。
シャナハン国防長官代行は、現地時間の8日、議会上院の公聴会で「ダンフォード合同参謀議長から電話で『北韓が今、ロケットとミサイルの発射をしている』という報告を受けた」と明らかにしました。
アメリカの国防総省が、北韓の飛翔体について具体的に説明したのは今回が初めてで、これまでアメリカ政府は、北韓との外交努力に配慮して「ミサイル」という表現は使わずにいました。
韓国国防部も北韓の飛翔体発射について、挑発ではなく訓練として韓米両国にシグナルを送ったものとの考えを示し、韓米両国はいずれも「ミサイル」だと断定していませんでした。
しかし、シャナハン国防長官代行は「ロケットとミサイル」という単語を使って状況を説明したほか、北韓分析サイト「38ノース」も同じ日に、北韓の飛翔体を「ミサイル」と表現し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、近いうちに米朝間の交渉に進展がない場合、高性能の戦略兵器などを公開する可能性があると分析しました。
一方、海外の専門家らも北韓の飛翔体は、ロシアが開発した地対地弾道ミサイル「イスカンデル」と形状が極めて似ているとし、もし「イスカンデル」である場合、迎撃が困難なミサイルなだけに懸念するに値するとの見方を示しています。

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