米中の貿易摩擦の影響で、アメリカの輸入品構造に変動が起き、ことしのアメリカの輸入先の国の順位に入れ替わりが生じることが予想されています。
アメリカのブルームバーグ通信が28日、報じたところによりますと、アメリカ商務省の国勢調査局がことし1月から3月期のモノの貿易収支を分析した結果、アメリカのベトナムからの輸入は、去年の同じ期間に比べて40.2%増えたほか、韓国からの輸入は18.4%増えたということです。
これに対して、中国からの輸入は13.9%減少しました。
同じ期間にアメリカの全体のモノの輸入は0.1%減少と、ほぼ変動がなかったことから、輸入先の国に変動が生じたことがわかります。
ブルームバーグ通信はこうした流れが続けば、ことしのアメリカの輸入先国の順位が大きく変わるという見方を示しました。
中国は依然として1位となりますが、輸入額は5395億ドルから4645億ドルに減少する見通しです。
この場合、メキシコ、カナダ、日本、ドイツ、韓国もことし2位から6位の輸入先国の地位を維持するとみられます。
アメリカの韓国からの輸入は、1月から3月期の増加率がそのまま続けば、去年の743億ドルからことしは880億ドルに増えると見込まれます。