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社会

「愛国は理念を超越」 顕忠日式典で文大統領

Write: 2019-06-06 14:50:57Update: 2019-06-06 15:09:02

「愛国は理念を超越」 顕忠日式典で文大統領

Photo : KBS News

6月6日は、国のために命を捧げた殉国者と戦没将兵を追悼する記念日の「顕忠日(ヒョンチュンイル)」です。
顕忠日を迎えて、国立墓地のソウル顕忠院では、午前10時から64回目となる「顕忠日追悼式典」が開かれました。
式典には、ことしから南北非武装地帯で始まった共同遺骨発掘作業で発見されて身元が確認された韓国戦争戦死者の遺族や独立有功者の遺族、各界代表、一般市民ら1万人あまりが参列しました。
午前10時ちょうど、1分間のサイレンが全国いっせいに鳴らされ、国のために命を捧げた人々に感謝の意を表する黙とうが行われました。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「今日のわれわれは、数え切れない犠牲の上に存在する。国のための犠牲は、共同体が共に責任を負うべき栄誉あふれることだ」と述べました。
文大統領はまた「この地に埋葬された一人ひとりは、存在そのものが歴史であり、愛国とは階級や職業、理念を超越するものであるという事実を教えてくれる。もはや、社会を保守と革新で分ける時代は過ぎ去った。既得権益や個人の利益ではなく、国家共同体の運命を自分の運命と考える心こそが愛国だ」と述べ、国民の団結と愛国心を強調しました。

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