航空業界では、LCC=格安航空会社の躍進を受けて大手航空会社が危機感を感じている中、大手航空会社はファーストクラスを廃止して効率化を図る一方、格安航空会社は高級化戦略を展開しています。
今月1日、チェジュ航空は、仁川空港第1ターミナルにLCCとしては初となるラウンジをオープンし、さらに来月からは座席間隔を現在より1.5倍広くするなどの高級化戦略を展開しています。
一方、業績不振に陥った大手航空会社は効率化戦略を掲げ、アシアナ航空は9月からファーストクラスのサービスを廃止し、ビジネスクラスに変更します。また大韓航空も今月から62路線のうち27路線でファーストクラスを廃止し、需要の高いビジネスクラスを拡充することで収益性の改善を図る狙いです。
こうした大手航空会社の効率化と格安航空会社の高級化戦略は、それぞれがターゲットとする顧客層の境界線があいまいになることにつながり、航空各社による顧客獲得競争はさらに激化するものとみられます。