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社会

遊覧船沈没事故 追突したクルーズ船船長は2か月前にも事故

Write: 2019-06-07 10:46:07

遊覧船沈没事故 追突したクルーズ船船長は2か月前にも事故

Photo : YONHAP News

ハンガリーのドナウ川で遊覧船に追突して沈没事故を起したクルーズ船の船長は2か月前にもオランダでタンカーに追突する事故をおこしていたことがわかりました。
ロイター通信によりますと、2か月前のオランダでの事故では、追突されたタンカーが、事故の前にクルーズ船が近づいてくるのに気づき、警告の信号を送ったものの、クルーズ船は何も反応しなかったため事故を起したということで、クルーズ船は窓ガラスが割れ、タンカーも一部破損したということです。当時、クルーズ船には171人が乗っていました。
ハンガリーの検察は、クルーズ船の船長が今回、遊覧船沈没事故を起こしたあと、携帯電話のデーターをすべて削除したと明らかにしていて、以前の事故の記録を消去し証拠を隠滅しようとした疑いも持たれています。
一方、遊覧船の引き揚げ作業は、6日に始まると見られていましたが、9日午後に見送られました。
事故から9日目の6日にドナウ川下流で収容された2人の遺体は、遊覧船に乗っていた韓国人であることがわかりました。
同じ日の午後には、ハンガリー男性1人の遺体も収容されました。
これで、遊覧船に乗っていた韓国人33人のうち、救助された人は7人、身元が確認された死者は18人、行方不明者は8人となりました。

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