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社会

韓国の自殺率 やや減少もOECD2位

Write: 2019-06-12 13:53:28Update: 2019-06-12 13:57:48

韓国の自殺率 やや減少もOECD2位

Photo : YONHAP News

韓国の2017年の自殺率は前年に比べやや減少したものの、依然としてOECD加盟国の中で2番目に高いことが明らかになりました。
保健福祉部などが11日発表した2019年版の「自殺予防白書」によりますと、2017年の韓国の自殺者数は1万2463人で、前年に比べ、4.8%減少しました。
2011年の欧州債務危機の直後、自殺者数がもっとも多かった時期に比べると21.6%の減少となりました。
年齢別には、20代を除いた全ての年代で自殺率が減少しました。
自殺による死亡者数が最も多かったのは50代で、特に60代の自殺率は前年に比べ12.8%減り、減少幅が最も大きかったにもかかわらず、依然として65歳以上の高齢層の自殺率は、OECD加盟25か国の中で1位を占め、加盟国平均のおよそ2倍となっています。
また全体でも、2016年時点でOECD加盟国のうち、リトアニアに次いで2番目に高いのが現状です。
中央自殺予防センターの関係者は、「韓国の55歳以下の自殺率は、海外と同じ水準か、低い水準だが、老後の備えができていない55歳以上の自殺率が高いため、全体の自殺率が高くなった」と話しています。

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