イギリスの格付け会社「フィッチ・レーティングス」は、韓国のことしの経済成長率の見通しをこれまでの2.5%から2.0%に下方修正しました。
フィッチ・レーティングスは18日、毎年恒例の世界経済見通しに関する報告書を発表し、そのなかで韓国のことしの経済成長率の見通しをことし初めの見通しより0.5ポイント引き下げて2.0%に下方修正しました。
フィッチ・レーティングスは、韓国経済について、「ことし1月から3月期のGDP=国内総生産が前の四半期に比べて0.4%減少し、予想以上に冷え込んだ。中国の成長鈍化や米中の貿易摩擦が去年下半期から韓国の輸出を押し下げている。韓国の主な輸出品の半導体は昨年末から急激に値下がりし、利益が減った」と説明しました。
しかし、「内需の促進や雇用創出に向けた新たな財政政策に支えられ、韓国経済はことし下半期から回復が見込まれる。対外的には、貿易摩擦はこれ以上拡大せず、ドル安の環境になりそうだ」という見通しを示しました。
またフィッチ・レーティングスは、「弱いインフレ率や景気減速によって、韓国銀行は政策金利を0.25ポイント引き下げるよう圧力を受けているが、来年はこれが反転する可能性がある」としました。
韓国の来年と再来年の経済成長率は、それぞれ2.6%と見通しています。