韓国で難民認定を申請した外国人が、去年、大幅に増えたことがわかりました。
法務部が「世界難民の日（6月20日）」に合わせて発表したまとめによりますと、去年1年間、韓国で難民認定を申請した外国人は1万6173人でした。
これは、前の年の9942人に比べて62.7％も増え、法務部が難民認定の申請を受け始めた1994年以来、最も多くなっています。
韓国で難民申請した人は、難民法が施行された翌年の2014年以降、増え続けてきました。
去年、韓国に難民認定を申請した外国人の国籍は93か国で、このうちカザフスタンが2496人で全体の15％を占め、最も多くなっています。
続いて、ロシア、マレーシア、中国、インド、パキスタンなどの順でした。
このうち、審査が終わった外国人は3879人で、難民として認定された外国人は144人、人道的理由で滞在許可を受けた外国人は514人となっています。