時速250キロで走る準高速鉄道の運行が来年下半期にも始まる見通しです。
コレール=韓国鉄道公社は23日、記者団に対して、未来型準高速鉄道の導入計画について説明しました。
準高速鉄道は、最高速度が時速250キロの動力分散方式の高速鉄道で、従来の高速鉄道KTXとは異なり、各車両にエンジンを配置しています。
また加速、減速能力に優れ、カーブの多い韓国の鉄道路線に最適化された列車と評価されています。
コレールは、「現代ロテム」からことし8月に準高速鉄道の列車を引き渡され、試運転を経て、来年下半期にも営業運転を開始する方針です。
準高速鉄道は、釜山と結ぶ京釜(キョンブ)線や木浦と結ぶ湖南(ホナム)線など既存のKTX路線以外の慶尚南道を走る慶全(キョンジョン)線や江原道を走る江陵(カンヌン)線などカーブの多い路線に投入されます。