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国際

文大統領、サウジ皇太子と会談 未来産業で協力強化

Write: 2019-06-27 10:32:22

文大統領、サウジ皇太子と会談 未来産業で協力強化

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、1泊2日の日程で韓国を公式訪問中のサウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、エネルギー分野を含め、未来産業分野での協力を強化することで合意しました。
今回のムハンマド皇太子の訪韓は文大統領の招待によるもので、サウジの王位継承者が韓国を訪れるのは1998年以来、21年ぶりです。
この日の会談で、文大統領は、サウジが中東地域における韓国の最大貿易相手国であることを強調し、サウジの「ビジョン2030」は韓国政府の政策と通ずる点が多く、協力の余地が大きいと述べました。
これを受けて、ムハンマド皇太子は、両国は政治・安保・国防・文化など様々な分野で戦略的パートナーであり、今後も両国の協力関係を強化していきたいと応えました。
ムハンマド皇太子が2016年に発表した「ビジョン2030」は、従来の石油依存から脱却し、ICT=情報通信技術や再生可能エネルギーへと産業構造の転換を目指すものです。
会談のあと、両国はあわせて10件で総額83億ドル規模に及ぶMOU=了解覚書に調印し、石油化学や船舶など従来からの分野だけでなく、エコカーや水素経済、ロボットなどの未来産業における協力も強化することで一致しました。また、覚書調印式のあとの昼食会には、サムスン電子のイ・ジェヨン副会長など韓国4大財閥グループのトップも同席したということです。

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