給油所で販売されるガソリンと軽油の価格差が137ウォン51銭まで縮まり、ガソリン価格は軽油価格を9.2%上回るだけとなりました。
韓国石油公社によりますと、6月第4週のレギュラーガソリン価格は1リットル当たり1501ウォン18銭で、4週連続の下落となりました。
一方、6月第4週の軽油価格は1リットル当たり1363ウォン67銭で、ガソリン価格に比べて9.2%低く、137ウォン51銭の価格差となりました。
ガソリンと軽油の価格差は、2000年現在、軽油価格がガソリン価格に比べて半額以下の水準となっていましたが、ディーゼル車の排気ガスが環境に悪影響を与えるとして、2005年に軽油価格の引き上げが決まりました。
これを受けて、2005年から2018年までの間は、軽油価格がガソリン価格に比べて15%程度低い値段で推移してきましたが、去年の年末、ガソリンの供給過剰による国際原油価格の下落を受けて、軽油とガソリンの価格差が縮まりました。
一方、環境団体などからは、国内の大気汚染問題の改善策として、軽油をガソリン並みの価格に引き上げる必要があるという声が出ています。