韓国のアーチェリー代表チームが、ベルリンで開かれたアーチェリーワールドカップで予選に当たるランキングラウンドに挑み 、4つの種目で1位を記録しました。
韓国のアーチェリー代表チームは3日（韓国時間）、ドイツのベルリンで開かれた 「2019現代アーチェリーワールドカップ第4戦」のランキングラウンドに出場し、全種目を通過しました。そのうち、男子と女子の個人、男子団体、ミックス団体では、1位に輝きました。
男子個人では2012ロンドンオリンピックの金メダリストであるオ・ジンヒョクが654点を記録し1位を獲得しました。イム・ドンヒョンが652点で5位となり、ぺ・ジェヒョンは20位、イ・スンシンは29位でした。
女子個人ではルーキーとして期待されているアン・サンが649点を得て1位となりました。チョン・インアが636点で7位、チョン・タソミが8位、チョ・アルムが39位でした。
チーム３名の個人得点を合計して競う団体戦では、オ・ジンヒョクとイム・ドンヒョン、ぺ・ジェヒョンの得点を合計した男子団体が1939点で1位になりました。
アン・サン、チョン・インア、チョン・タソミの得点を合計した女子団体は、1928点と、台湾に次いで2位となりました。
ミックス戦ではアン・サンとオ・ジンヒョクの得点を合計して1303点となり、1位となりました。
今回の大会には、韓国の代表戦で成績が1~3位の選手は出場せず、4位以下の選手が出場しました。1~3位の選手は、3日からイタリアのナポリで開かれるユニバーシアード夏季競技大会に出場するため、今回のワールドカップには出場しなかったということです。
これについて大韓アーチェリー協会は「どの選手が2020年の東京オリンピックにエントリーされるかわからないため、優秀な選手が様々な国際大会で経験を積めるよう4位以下の選手を出場させた」と説明しました。