韓国のことし5月の経常収支は黒字を達成した一方で、前の年の同じ時期に比べると40%以上、減少しました。
韓国銀行が4日に発表した資料によりますと、韓国の5月の経常収支は、49億5千万ドルの黒字を記録しました。4月の6億6千万ドルの赤字から、わずか1か月で黒字に転じましたが、前の年の同じ時期に比べると41%も減少しています。
これについて、モノの貿易収支が53億9千万ドルの黒字にとどまり、前の年に比べ黒字幅が半分以下に減ったことや、輸出入の貿易額が2014年1月以降、5年4か月ぶりの低水準を記録したことが原因となっているとの分析が出ています。
一方、サービス収支は、前の年の同じ時期の21億ドルの赤字から9億ドルの赤字へと赤字幅を減らしました。
また、 給与や賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)は11億6000万ドルの黒字に転じました。
韓国銀行は、船舶や家電製品の輸出が増えた反面、主力商品の半導体の不振が続いたことが経常収支にも影響を与えたと説明しています。