日本政府の経済報復により韓日関係がますます悪化するなか、アメリカ国務省は、韓日米3か国の協力が重要であるという原則的な立場を強調しました。
アメリカ国務省の報道担当の関係者は現地時間の8日、「アメリカは、日本と韓国とは、ともに同盟国であり友人だ。北韓の核問題をはじめとする地域の課題に立ち向かうには、韓日米3か国間の緊密な関係を維持することはとても重要だ」と述べました。
そのうえで、「アメリカは、公にも水面下でも、3か国の間の2国間関係、3国間関係を強化する方向を目指している」と述べました。
日本政府は4日、半導体材料の韓国への輸出規制を強化し、その理由について「韓国との信頼関係が損なわれた」、「輸出管理をめぐる不適切な事案が発生した」としています。
このうち、「不適切な事案」について、日本の与党幹部からは、韓国に輸出した化学物質が北韓に流れているとの疑惑が提起されています。
アメリカ国務省の関係者は、日本の与党幹部が言及した化学物質の北韓流入疑惑についての質問には答えませんでした。