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経済

韓国銀行、成長率見通しを下方修正 政策金利も0.25ポイント引き下げ

Write: 2019-07-18 14:51:25

韓国銀行、成長率見通しを下方修正 政策金利も0.25ポイント引き下げ

Photo : YONHAP News

韓国銀行は、ことしの経済成長率の見通しを2.2%へと下方修正するとともに、政策金利を0.25ポイント引き下げ1.50%としました。
韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は18日、金融通貨委員会のあとに開かれた記者懇談会で、ことしのGDP=国内総生産の成長率の見通しを4月の2.5%から0.3ポイント引き下げ、2.2%に下方修正することにしたと明らかにしました。
李総裁は、下方修正の背景について「上半期の輸出と投資が当初の予想よりも振るわず、今後の条件も楽観し難い点を反映させた」と説明しました。
また、政策金利も、1.75%から1.50%へと0.25ポイント引き下げられました。
金利の引き下げは、2016年6月に1.50%から1.25%へと0.25ポイント引き下げてから、3年1か月ぶりです。これまで政策金利は、2017年の11月と去年の11月にそれぞれ0.25ポイントずつ引き上げられました。
これについて李総裁は「成長スピードと物価上昇が当初の予想より弱いと予想されるため、経済回復を後押しする必要性が高まったと判断した。そのうえで、政策金利を引き下げることにした」と明らかにしました。
輸出・投資・内需の不振に加え、雇用回復が堅実とは言えないなか、日本による輸出規制強化も金利引き下げの要因として挙げられています。
日本の輸出規制によって半導体などの主力産業がダメージを受け、韓日対立による不確実性が長期化する可能性が高まったことで、韓国銀行としても金利の引き下げで対応せざるを得なかったと見られています。

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