韓日の対立が続くなか、いまの政権で長官を経験した与党「共に民主党」の有力議員らが今月末、日本を訪れることになりました。
自民党の二階俊博幹事長と会う可能性があり、韓日関係改善の糸口が見いだせるかに関心が集まっています。
共に民主党議員の金富謙（キム・ブギョム）前行政安全部長官と金栄春（キム・ヨンチュン）前海洋水産部長官は31日、韓国のシンクタンクが日本で開催する「韓日米セミナー」に出席するため日本を訪れます。
李光宰（イ・グァンジェ）前江原道知事や企業経営者らも同行するとされます。
日本からの出席者は、自民党の二階俊博幹事長や前経済産業大臣の林幹雄議員らが取りざたされているということです。
二階幹事長はおととし、特使として韓国を訪れ、文在寅（ムン・ジェイン）大統領と会っています。
金富謙議員と金栄春議員は文大統領と近く、2人は、今回の訪問で、日本による輸出規制の強化などで韓日関係が悪化しているなか、日本側と虚心坦懐に対話したいと話しています。