韓半島南東部の慶尚北道(キョンサンブクト)尚州(サンジュ)市で、21日午前11時頃、マグニチュード3.9の地震が観測されました。
ことしに入って、韓半島で発生した地震のなかで3番目に強い揺れでした。
気象庁によりますと、震源地は北緯36.50度、東経128.10度の慶尚北道尚州市付近で、深さは14キロメートルでした。
地震発生からおよそ2時間の間に、揺れを感じたという通報は合わせて279件ありましたが、けがをした人や建物の破損など地震による被害はなかったということです。
今回の地震は、4月に江原道(カンウォンド)東海(トンヘ)市付近の海底で発生したマグニチュード4.3の地震と、2月に慶尚北道浦項(ポハン)市付近の海底で発生したマグニチュード4.1の地震に次いで、ことし3番目の強い揺れでした。
今回の地震について、気象庁は、地下断層の動きによって発生したものだったと説明しています。