ことし6月の輸出数量と輸出金額が2016年1月以来、最も大きな減少幅を記録しました。韓国の主要輸出品目である半導体や石油製品の輸出の減少が大きな要因とみられます。
韓国銀行が24日に発表したところによりますと、輸出数量の変動を示す輸出数量指数はことし6月に106.29となり、去年の同じ月に比べ7%以上減少しました。5月の3.3%減に比べ、減少幅が2倍以上大きくなっています。
特に、石炭や石油のほか、コンピューターなどの電子機器の輸出量が大きく減少しています。韓国銀行は大幅減の理由について「コンピューターなどの電子機器や光学機器の減少が続いている上、石油や化学製品などの減少幅が先月に比べ大きくなったことが主な原因とみられる」と説明しました。
6月の輸出金額指数も103.65と、1年前に比べ15%以上、下落しています。半導体の単価が下がり続け、コンピューターや電子・光学機器の輸出金額が20%以上減少したことが大きな要因とみられます。
専門家からは米中貿易摩擦や世界経済の低迷などによって輸出入の減少の度合いがより激しくなっているとの見方が出ています。
漢城(ハンソン)大学・経済学科教授のキム・サンボンさんは「輸出製品の単価が下がっているところへ米中貿易摩擦が続き、輸出が大きく減ったとみられる。対中輸出の割合が多くを占める韓国にとって米中貿易摩擦の影響は大きい」と説明しました。