韓日関係の悪化を受け、5月の開催が延期されていた韓国と日本の経済界の代表が交流する「韓日経済人会議」が、ことし9月に開催されることになりました。
韓国側の主催団体である韓日経済協会によりますと、韓日経済人会議は、9月24日と25日にソウルで開催され、「急変する世界経済の中での韓日協力」をテーマに、韓日関係の新たな発展と共通課題などに関する意見交換が行われるとしています。
韓日経済人会議は、5月13日から15日にかけて韓国で開催される予定でしたが、韓日関係の悪化を受け、開催が延期されていました。
韓日経済人会議は、国交正常化から4年後の1969年に、韓日経済協力の増進を目的に発足し、その後毎年、相互に開催されてきた代表的な民間の経済協力会議です。
双方の主催者側は、今回の会議で、韓日双方の経済界を代表する立場から両国関係の方向性について議論し、両国政府への政策に関する建議などを盛り込んだ共同声明を発表するとしています。