日本政府が進めている「ホワイト国」から韓国を除外するための政令の改正をめぐって、アメリカ政府は韓国と日本に対し、現状を維持し新たな措置は取らない状態で交渉するという協定に合意するように求める仲介案を提示したと、ロイター通信が30日報じました。
アメリカの政府高官は、この仲介案について、韓日の意見の隔たりそのものをなくすことはできないとしても、両国の交渉が行われるまで新たな措置が取られないようにする効果はあるとしました。
これにより、韓米日の外相が参加するARF=ASEAN地域フォーラム閣僚会議が、韓国と日本の対立を解消できるかどうかの重要な転換点となる見通しです。
アメリカのトランプ大統領は今月はじめに、「アジアでもっとも重要な2つの同盟国の緊張緩和に役立ちたい」と発言し、ボルトン大統領補佐官は、先週日本と韓国を相次いで訪問し、両国の外相と会談を行いました。