南北の事情に詳しいイタリア下院議員2人が、韓半島の平和構築のメッセンジャーとしての役割を担うとして、南北同時訪問を計画し、3日に北韓入りしました。
北韓入りしたのは、韓国・イタリア議員親善協会のイタリア側会長を務め、「民主党」に所属するイヴァン・スカラロト議員と、北韓・イタリア議員親善協会のイタリア側会長を務め、「フォルツァ・イタリア」に所属するオスバルド・ナポリ議員の2人で、北京を経由して3日に北韓入りしたということです。
2人は、2泊3日の日程で、北韓の要人と面会したほか、北韓側の非武装地帯を見学したもようですが、詳しいことはわかっていません。
2人は、いったん北京に戻ったあと、6日に韓国入りします。
韓国では9日まで滞在し、国会の議長や副議長を表敬訪問するほか、韓国･イタリア議員親善協会の韓国側会長を務める「共に民主党」の 李鍾杰（イ・ジョンゴル）議員と面会する予定です。