京畿道坡州(キョンキド・パジュ)市に作られた南北軍事境界線の3か所目の安全な散策道、「DMZ平和の道」が、10日から一般に開放されました。
「DMZ平和の道」は、4月の江原道高城郡(カンウオンド・コソングン)エリアと、6月の江原道鉄原郡(チョルォングン)エリアに続く3本目の安全な散策道の公開です。
今回の坡州区間は、板門店に近い 臨津閣(イムジンガク)から出発し、都羅(ドラ)展望台や去年9月19日に署名された南北軍事合意によって撤収した監視警戒所を経由して出発点に戻る21キロのコースで、月曜日と木曜日を除く週5日、1日に2回行われます。
このコースの最前線に設置されていて撤去された監視警戒所の場所には、平和の鐘が置かれ、ここに来た人は、紙に願い事を書いて平和の鐘の前の「平和の木」に吊るすことができます。
政府は、西海岸の仁川市江華島(カンファド)から東海岸の江原道高城郡までの路線調査 を年内に完了させ、南北軍事境界線すべてを横断できる「DMZ平和の道」を2022年までに完成させる計画です。