アメリカのポンペイオ国務長官は「北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が交渉のテーブルに戻らない場合、トランプ大統領は非常に失望するだろう」と述べ、北韓に対して非核化に向けた米朝の実務交渉を再開するよう促しました。
ポンペイオ長官は現地時間の7日、アメリカABC放送とのインタビューで、「数日または数週間以内に北韓が交渉のテーブルに戻ることを期待する。トランプ大統領は北韓の安全保障や経済的繁栄を約束した」と述べました。
また金委員長が交渉のテーブルに復帰しなかったり、米朝の合意に反するミサイルの発射実験を行ったりすれば、トランプ大統領は非常に失望するだろうと語りました。
北韓の最近の短距離弾道ミサイルの発射が、国連安保理の北韓制裁決議に違反するかという質問に対しては、「金委員長がトランプ大統領と約束した内容は明確で、まだ違反したものではない」という回答にとどめました。
しかし、目標は「完全かつ検証可能な北韓の非核化だ」と強調しました。