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社会

警察「罪に問えなくても捜査続ける」 華城連続殺人事件

Write: 2019-09-24 10:37:27

警察「罪に問えなくても捜査続ける」 華城連続殺人事件

Photo : YONHAP News

30年前に華城(ファソン)市で発生した未解決の連続殺人事件で、別の事件で服役していた50代の男が容疑者として特定されました。警察はすでに時効となっていて罪には問えないとしても、真実の解明のため捜査をすすめる方針を明らかにしました。
警察庁の関係者は、23日に開かれた記者会見で「(容疑者の)DNAが一致するとの判定は出たが、実際に容疑者の犯行なのかどうかに焦点を当てて調べている」と説明しました。
ただ、事件から長い時間が経っているうえに、容疑者が服役中のため、取り調べのたびに刑務所に行って面会をしなくてはいけないため、捜査にはかなりの時間がかかると予想されています。
警察のトップにあたる閔鉀龍(ミン・ガムニョン)警察庁長は、華城事件の容疑者が特定されたことと関連して、「華城事件の容疑者が科学的な方法で特定されたことで、ほかの未解決事件の遺族らも期待や希望を抱いている。未解決事件の担当チームをさらに補強し、士気を高めるためのインセンティブ制度なども考慮している」と述べました。
閔警察庁長はまた、公訴時効について「警察の捜査の主な目的は真実の発見であって、処罰はその次の問題だ。重要な事件であれば、仮に公訴時効が過ぎて罪に問えないとしても、捜査の必要性がある」と強調しました。

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