「日本への大人のアプローチを」金鐘泌氏、釜山シンポジウムで語る
Write: 2003-06-21 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国と日本の過去と現在、未来を考えるシンポジウムが釜山大学日本研究所の主催で20日と21日、釜山で開かれ両国の専門家40人が出席して、政治・外交、社会・文化、経済・経営、科学・技術の4つの部門で意見が交換されました。開会式では、釜山大学の朴ジェユン総長、高野紀元駐韓日本大使のあいさつに続いて、孔ノミョン元外務部長官と、河野洋平元外相が「韓日協力の過去、現在、未来」をテーマに基調講演をしました。20日夜の晩さん会の席で、金鐘泌自民連総裁は、「韓国が日本に対して悪い記憶だけを取りあげて排日、抗日をするのは望ましくない。より大きな発展のため大人としてのアプローチが必要だ」と強調しました。金鐘泌自民連総裁はまた、「65年の韓日国交正常化交渉が、韓国の近代化の出発点となって今の韓国が築き上げられた。当時、日本は困難な経済状況の中で韓国に対して有償、無償の支援など5億ドルの請求権を支払った。こうした協力が韓国経済の発展を導いたものであり、今後とも協力が重要だ」と語りました。
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