ソウルの繁華街、弘大(ホンデ)で日本人女性に暴行を加えた韓国人の30代の男が、身柄を拘束され、傷害・侮辱罪で起訴されました。
ソウル西部地検察によりますと、男は8月23日午前6時ごろ、弘大(ホンデ)の通りを歩いていた日本人女性を暴行し、日本人を侮辱する単語を使ってののしったということです。
女性は脳振とうなどで全治2週間の診断を受けました。
検察は、再犯が懸念されるため身柄を拘束したと説明しました。
この事件をめぐっては、女性の同行者が、暴行を受ける様子を撮影した動画と写真をSNSに投稿。これがSNS上で拡散し、波紋が広がっていました。
映像を見た韓国のネットユーザーからは、「韓日関係が悪化する中でわざわざ韓国に来た人なのに、このようなことがあってはならない」「国の品格を傷つけた」などと男を批判する書き込みが相次ぎました。