韓国の現代自動車グループがこのほどアメリカの自動車部品大手アプティブと自動運転技術の開発で提携すると発表したことについて、トランプ大統領は現地時間の9月30日、「ビッグニュースだ」として、歓迎の意を示しました。
トランプ大統領は、両者の提携について、「多くの雇用と収益の創出を意味する。良質の雇用がアメリカに戻ってきている」としています。
現代自動車グループは先月23日、アメリカ自動車部品大手のアプティブと自動運転技術の開発で提携し、40億ドル規模の合弁会社を設立する契約を締結しました。
今回の大規模な投資が韓国製自動車に対するアメリカの関税の回避につながるかどうか関心が集まっています。
トランプ大統領は、輸入自動車と自動車部品がアメリカの安全保障に深刻な脅威になっているとして通商拡大法232条にもとづく最大25%の高関税の発動を検討していて、各国との交渉を経て、11月14日までに追加関税発動の可否を判断するとしています。