韓国銀行はキャッシュレス化の一環として、レジで釣銭を受け取らず、銀行口座に振り込めるサービスを年内に実施する予定です。
韓国銀行が2日、国会企画財政委員会に提出した国政監査の資料によりますと、韓国銀行はことし12月までにスマートフォンなどを使って釣銭を口座に振り込めるサービスを実施する予定だということです。
このサービスが導入されれば、店舗で現金で支払ったあと、釣銭を交通系ICカードやモバイルカードなどとつながっている口座に振り込めるようになるため、小銭のやり取りが要らなくなります。
韓国銀行は2017年4月から「キャッシュレス社会」モデル事業を進めてきましたが、今回はその一環として行われます。
一方、韓国銀行は、独島記念コインの発行について、「独島への国民の関心が高く、象徴性もあるが、韓日の外交的対立の深まりが懸念されるため、簡単には決められない。政府機関などが要請する場合、適合性や波及効果を考慮して発行を検討する」とし、独島記念コインの発行は当面行わない方針を明らかにしました。