建国記念日にあたる「開天節」を迎えた３日、曺国（チョ・グク）法務部長官の辞任を求める大規模な集会がソウルで開かれました。
この集会は、先月28日にソウルの検察庁舎前で開かれた曺長官を支持する支持者らによるデモに対抗する意味もあり、曺長官の任命をめぐって保守派と革新派の対立の様相も強くなっています。
保守派の市民団体と政治家らが設立した、「文在寅（ムン・ジェイン）大統領の下野を求める汎国民闘争本部」は、3日午後１時からソウルの光化門（クァンファムン）広場で大規模集会を開きました。
集会には、政界、宗教界、市民などが参加し、主催の汎国民闘争本部は、参加者は100万人を超えるとしています。
またソウルの大学路（テハンノ）では、午後６時から曺長官の辞任を求める大学生らの集会も開かれます。
この集会は、高麗（コリョ）大学、延世（ヨンセ)大学、檀国（タングク）大学などとともに、釜山（プサン）大学など全国各地の大学生らによる全国大学生連合が開くもので、大学路のマロニエ公園でろうそく集会を開き、曺長官の辞任を求めることにしています。