先週、韓半島を直撃した台風18号による被害で、これまでに全国で13人が死亡し、2人の行方がわからないままであることがわかりました。
政府の中央災害安全対策本部によりますと、6日の時点で、台風18号による被害をまとめた結果、全国で13人が死亡し、2人が行方不明となっているということです。
死者数は、土砂崩れで住宅などが埋まった釜山で4人ともっとも多く、浦項(ポハン)で3人、蔚珍(ウルジン)で2人、星州(ソンジュ)、盈徳(ヨンドク)、三陟(サムチョク)でそれぞれ1人でした。
また蔚珍で水田の排水路の確認のため出掛けた2人の行方がわからないでいます。
けが人は、全国で11人となっています。
避難所に避難した人は、江原道(カンウォンド)や慶尚北道(キョンブクト)を中心に910世帯、1442人でした。
また住宅2894棟を含む私有施設3700か所のほか、道路や橋梁301か所、河川202か所など公共施設も1835か所が被害を受けました。
中央災害安全対策本部は、被害を受けた施設の80%近くは緊急復旧作業が終わったと明らかにしました。