北韓の平壌で今月15日に開かれる2022年サッカーワールドカップカタール大会アジア2次予選の韓国対北韓戦は、韓国からの応援団なしで試合が行われる可能性が高くなりました。
統一部の報道官は7日、定例の会見で、韓国側の応援団の派遣について「北韓側に打診したが、まだこれといった回答がない。試合まであと1週間ということを考えると、派遣は容易ではない」と述べました。
米朝の実務者協議が決裂したことが影響し、民間の応援団の派遣もさらに難しくなりました。
一方、韓国代表チームは13日、北京を経由して平壌入りする見通しです。
サッカー男子代表が平壌でアウェーの試合を行うのは、1990年10月11日の親善試合以来29年ぶりとなりますが、ワールドカップ予選として行われるのは初めてです。