北東アジア最大規模の航空ショー、「第12回ソウル国際航空宇宙及び防衛産業展示会(ADEX)」が15日、開幕します。
展示会は15日から20日までの6日間、京畿(キョンギ)道城南(ソンナム)空港で開かれ、これまでで最大規模の世界34か国から430社が参加します。
最先端の航空機や宇宙、地上装備の兵器などが展示され、なかでも最近試作機の制作を始めた韓国産戦闘機「KF-X」の実物大の模型が初めて公開されるほか、韓国が独自開発中の小型武装ヘリのデモ飛行も行われます。
また「K9」自走砲や「K2」戦車、「T50」高等練習機など韓国製兵器をはじめ、アメリカ製の最新鋭ステルス戦闘機「F-35A」など76種類、92機が展示される予定です。
15日から18日までの3日間は、出展企業による商談が行われる「ビジネスデー」として開催され、おととしは、およそ180億ドル規模の受注や覚書MOUの締結があった実績を、ことしは上回るのではないかと期待されています。
19日と20日は一般向けの日で、チケットがあれば誰でも入場できます。