アメリカが防衛費分担金の引き上げを要求するのは不当だと訴え、ソウルのアメリカ大使公邸に侵入してデモを行った革新系団体に所属する大学生7人に対して、検察は裁判所に逮捕状を請求しました。
韓国大学生進歩連合に所属する大学生らは18日午後3時ごろ、ソウルのアメリカ大使公邸の外壁をはしごを使って乗り越えて敷地内に侵入し、アメリカの防衛費分担金の引き上げ要求は内政干渉だとして、ハリス大使を批判するデモを行いました。
警察は現場で拘束された19人のうち、9人に対する逮捕状を申請し、検察はこのうち7人に対して逮捕状を裁判所に請求しました。
当時、ハリス韓国駐在アメリカ大使は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の招きで大統領府青瓦台を訪れていて、不在でした。
ソウル中央地方裁判所は21日午後、逮捕状の審査を行う予定で、21日夜にも逮捕状が発付されるかどうか決まるとみられます。