アメリカが防衛費分担金の引き上げを要求するのは不当だと訴え、ソウルのアメリカ大使公邸に侵入してデモを行った大学生4人が逮捕されました。
ソウル中央地方裁判所は、逮捕状の申請が出された7人のうち4人に対する逮捕状を発付し、残りの3人は棄却しました。
逮捕状を発布した理由について、裁判所は、大学生らの犯罪の事実が立証され、証拠隠滅と逃亡の恐れがあるためとしています。
また、逮捕状の申請を棄却した3人については、現段階では拘束の必要性や該当性を認めるのは難しいと明らかにしました。
「韓国大学生進歩連合(大進連)」のメンバーを自称する大学生ら19人は18日、アメリカが防衛費分担金の引き上げを要求するのは不当だと訴え、ソウルのアメリカ大使公邸にはしごを使って侵入してデモを行っているところを見つかり、身柄拘束されました。
警察は、このうち9人に対する逮捕状を申請しましたが、検察は7人に対してのみ逮捕状を請求しました。