ことし10月27日から来年3月28日までの冬の期間、韓国と日本を結ぶ航空路線の運航便数が、前の年の同じ期間に比べて20%以上減ることがわかりました。
国土交通部が25日にまとめたところによりますと、この冬の期間、航空各社による国際線の運航便数は、往復で週4980便で、前の年の同じ期間に比べて2.8%増えました。
96の航空会社が、合わせて378の国際路線で運航します。
中国路線の運航便数が全体の25.3%で最も多く、次いで、日本、ベトナム、アメリカなどの順となっています。
運航便数の増加率が最も高い国はベトナムで、次いで、中国、フィリピンなどの順となっています。
一方、日本路線は、前の年の同じ期間に比べて24%減り、運航便数1位の座を中国に明け渡しました。
国土交通部の関係者は、「航空各社は季節的な需要に対応するため、冬と夏の年に2回、運航スケジュールを調整している。日本の輸出管理強化措置以降、日本を訪れる韓国人が減り、日本路線も大幅に減少した」と説明しています。