高校教育を段階的に無償化する法律が31日、国会で成立しました。
国会はこの日、本会議を開き、来年2020年から2021年にかけて段階的に高等学校教育を無償化するなどの内容を盛り込んだ「小・中等教育法一部改正法律案」を賛成144、反対44、棄権30の賛成多数で可決しました。
改正案では、高等学校の無償教育の実施や、入学金、授業料などを国と自治体が支援することが定められました。
無償教育の対象は、来年2020年には高校2年生と3年生、2021年には全学年と、段階的に拡大していく計画で、生徒数で見ますと、2020年には88万人、2021年には126万人になると推計されます。