アメリカの日刊紙、ニューヨークタイムズは、「今年の映画」に韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を選びました。
ニューヨークタイムズは、現地時間の30日、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」について「この映画により、韓国社会では経済的不平等に関する論争が起きたが、同じような論争はアメリカでも繰り広げられている。ポン・ジュノ監督は、少数の熱狂的なマニアから支持される監督から、世界的な一流監督へと跳躍した」と絶賛しました。
また、今年5月のカンヌ国際映画祭で最高賞に当たるパルムドールを受賞したこの映画が、来年のアカデミー賞で外国語映画賞にとどまらず作品賞の候補にも挙げられると紹介しました。
「パラサイト 半地下の家族」は、アメリカで一般公開されてからの3日間で124万1334ドルの興行収入を上げるなど、好評を得ており、来年2月のアカデミー賞で受賞への期待が高まっています。