独島(トクト、日本で言う竹島)付近の海上で31日、緊急患者を乗せた消防当局の輸送ヘリコプターが墜落した事故で、
1日午後、ヘリコプターの胴体とみられる物体がみつかったもようです。
事故対策本部によりますと、31日夜11時25分ごろ、作業中に指を切断する事故に遭った漁船の乗組員を搬送中の消防ヘリコプターが、
独島の南方11キロ付近の海上に墜落しました。
墜落したヘリコプターには、消防隊員5人と緊急患者1人、保護者1人の合わせて7人が乗っていたとされます。国防部は、現場に救助艦など艦艇5隻とCN-235輸送機など航空機3機、それにダイバー45人を投入し、救助と捜索にあたりました。
その結果、1日午後2時40分頃、水深70メートルで、墜落した消防ヘリコプターの信号をとらえたということです。
現在、海洋警察や海軍の艦艇が捜索活動を行っています。
墜落したヘリコプターは、消防当局が2016年3月に導入したフランスの航空機メーカー「エアバス」社製の大型輸送ヘリEC-225だということです。