アメリカ信用格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズは6日、最近の韓国経済の成長ぶりは堅調だとして、韓国の国債格付けを「AA」に据え置くと明らかにしました。
「AA」は21段階のうち3番めに高い格付けで、スタンダード・アンド・プアーズは、2016年8月に韓国の国債格付けを「AAマイナス」から「AA」に1段階上方修正して以来、3年以上据え置いています。
スタンダード・アンド・プアーズによりますと、北韓による安全保障上の脅威や偶発債務のリスクが解消されれば、韓国の国債格付けをさらに格上げする可能性もあるということです。
一方で、労働人口の高齢化や経済規模の拡大によって、今後の経済成長率が、同じ水準の格付けの国々の平均レベルまで落ち込むおそれもあるとしています。
日本による輸出管理強化については、日本との対立やグローバル貿易の鈍化が韓国の短期的な成長にダメージを与える可能性があると分析しています。
スタンダード・アンド・プアーズはまた、韓国の格付け見通しもこれまでと同じ「安定的」に据え置きました。
企画財政部の関係者は「今回のスタンダード・アンド・プアーズの決定によって、3大格付け会社の評価がすべて『AA』の水準で据え置かれた」と語っています。