韓国では多目的スポーツ車SUVの人気が日増しに高まっている一方で、国内の新車販売市場から小型セダンとハッチバックが姿を消すことになりました。
ルノーサムスン自動車は、トルコの工場で生産して輸入していた小型ハッチバック「クリオ」の在庫販売が完了したと明らかにしました。
ルノーサムスン自動車によりますと、追加の輸入計画はないということです。
また現代自動車の代表的な小型セダン「アクセント」も、ことし７月に生産が終了し、現在は在庫だけの販売となっています。
これに先立ち、起亜自動車の「プライド」や韓国GMの「アベオ」も生産終了となっています。
SUVの人気は中型・大型車だけでなく、小型車でも続いていて、小型SUVのことし10月までの売上は17万9403台と、前の年の同じ時期に比べて34％増加しました。