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韓半島

北韓、重大実験「7分間」実施を強調

Write: 2019-12-16 11:58:20Update: 2019-12-18 08:44:06

北韓、重大実験「7分間」実施を強調

Photo : YONHAP News

北韓は13日、東倉里(トンチャンリ)の「西海衛星発射場」で2回目の「重大な実験」を行ったと発表したうえで、今回の実験は7分間行われたと強調しました。
北韓国防科学院の報道官は、「13日午後10時41分から48分まで、西海衛星発射場で重大な実験が再び行われた」と14日、発表しました。
これを受け、軍の関係者は15日、「北韓が実験時間を分単位で公開したのは異例のこと」とし、「エンジン関連の実験が7分間実施されたものとみられる」と述べました。
また、軍と専門家らは、エンジンの燃焼実験が7分間行われた場合、2段または3段の多段式飛翔体である可能性が高いとしました。
韓国航空大学の張泳根(チャン・ヨングン)教授は、「多段式飛翔体の中で、大型エンジンを使う1段目の飛翔体は、一般的に7分以上の燃焼時間に耐えるのが難しいとされている」とし、「ICBM発射に向け、10~20トン級の2段エンジンを新たに開発して実験を行ったものとみられる」と分析しました。
一方、固体燃料の実験である可能性も提起されています。
北韓は、すでに固体燃料を使用する「北極星」系列のミサイルを保有しています。
北韓が10月2日に発射した新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3型」は、射程距離が2000キロ以上と推定されており、中長距離級には満たないものの、固体燃料技術を進展させることができる基盤を設けたとの見方が出されています。

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