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文化

「韓食」は生活習慣病に効果的 国内研究チームが発表

Write: 2019-12-19 14:48:51Update: 2019-12-19 18:13:50

「韓食」は生活習慣病に効果的 国内研究チームが発表

Photo : KBS News

韓国料理、いわゆる「韓食」は、肉類がメインの洋食に比べて、栄養面で優れていることがわかり、肥満や生活習慣病の予防に効果的であることが明らかになりました。
農村振興庁とソウル大学の研究チームは、韓食と洋食が健康に及ぼす影響を臨床試験を通じて調べました。
コレステロール値が高くて肥満気味の韓国人54人を対象に韓食、アメリカで健康のために開発された推奨食、アメリカの一般食をそれぞれ4週間ずつ食べさせた結果、 総コレステロール値が韓食を食べた場合は平均9.5%低下した一方で、残りの2つは少し上昇したということです。
また、韓食を食べた場合は、腸内の健康に良い微生物が多様化し、乳酸菌の数も増加しました。
一方、アメリカ式の食事をとった場合は、心血管疾患に関連する指標とされる脂肪酸化物「ケトン体」が増加しました。
7年前、アメリカ人に韓食と洋食を食べさせた韓米共同の研究でも、韓食が総コレステロール値や空腹時の血糖値を低下させるという結果が出ました。
研究チームは、健康食として有名な地中海式の食事のように、韓食の優秀性を世界に発信していく計画です。
今回の研究結果は、栄養学の分野で評価の高い国際学術誌「ニュートリエント」にも掲載され、来年にはヨーロッパの栄養ジャーナルにも掲載される予定です。

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