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政治

韓日首脳会談 関係改善向けた率直な対話の必要性を強調

Write: 2019-12-24 17:57:34Update: 2019-12-25 06:49:16

韓日首脳会談 関係改善向けた率直な対話の必要性を強調

Photo : YONHAP News

韓日首脳会談が15か月ぶりに開かれ、両首脳は関係改善に向けた率直な対話の必要性を強調しました。
韓日中首脳会談に出席するため中国成都を訪れている文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相は24日午後3時過ぎから安倍首相の宿泊先のホテルで会談しました。
両首脳は先月、ASEAN=東南アジア諸国連合関連首脳会議が行われたバンコクで11分間、歓談しましたが、公式な会談の場で対面するのは去年9月のアメリカニューヨークでの会談以来です。
会談は、当初予定していた30分を過ぎて45分間にわたって行われました。
会談では、両首脳はいずれも「率直な対話」を強調しました。
冒頭で先に発言した安倍首相は、文大統領に「重要な日韓関係を改善したいと考えており、きょうは率直に意見交換したい」と述べました。
これに対して文大統領も「両国は一時的に悪くなっても、決して遠くなれない関係だ」と述べ、安倍首相は通訳を通じてこれを聞きながら、しばらく目をつむり、考え込む様子でした。
大統領府青瓦台の報道官によりますと、会談で文大統領は、日本の輸出管理の強化措置について、「日本が取った措置がことし7月1日以前の水準に早急に戻されなければならない」とし、安倍首相の決断を求めました。
これに対して安倍首相は、「輸出管理に関する有意義な政策対話が進められたと聞いた。輸出当局間の対話を通じて解決しよう」と答えました。
輸出管理強化措置の発端となった、最高裁にあたる韓国大法院の元徴用工判決について、両首脳は互いに立場の違いを確認したということですが、対話を通じた問題解決の必要性では一致しました。
とりわけ、この問題を早急に解決し、首脳会談が頻繁に行われるべきだという認識で一致したということです。
両首脳は来年開かれる東京オリンピックを通じたスポーツや人の交流の重要性で認識をともにし、互いに心を開いて交流に取り組んでいくことで一致したということです。

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