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社会

月城原発1号機の廃炉を決定 原子力安全委

Write: 2019-12-25 11:27:32

月城原発1号機の廃炉を決定 原子力安全委

Photo : YONHAP News

運転が停止されている慶尚北道慶州(キョンジュ)市の月城(ウォルソン)原発1号機を廃炉にすることを、24日、原子力安全委員会が全体会議で決めました。
廃炉になれば、2017年の釜山市の古里(コリ)原発1号機に次いで2基目の廃炉となります。
月城原発1号機は、1983年4月に運転を開始した出力67万8000キロワットのカナダ型重水炉で、2012年に設計寿命が満了になり、2015年に稼働期間が10年延長されましたが、原発を運営する韓国水力原子力会社は、去年6月、採算性が不足しているとして早期閉鎖を決定し、ことし2月に国の原子力安全委員会に廃炉を申請していました。
しかし韓国水力原子力が作成した資料は、意図的に採算性を過小評価しているという疑惑が浮上し、監査院が監査を行っていて、監査の結果次第では、刑事事件に発展する恐れがあり、手続きが遅れる可能性もあります。
また、2015年に稼働期間を10年延長することを決定した際に、これに反発した市民2000人あまりが行政訴訟を起こして、その2審が現在進められており、月城原発1号機をめぐる論争は続きそうです。

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